こんばんは、mk さん
MMS2 次亜塩素酸カルシウムは、水に溶解して、塩酸 (塩化水素 HCl) と塩素酸 (HClO3) を生じ、塩化水素は揮発しますが、この顆粒をカプセルで服用する場合、体内で塩化水素 (HCl) が発生することになりますよね。
そうすると、カプセルでMMS2の顆粒を服用する場合は、次亜塩素酸 (HClO)、カルシウム (Ca)、塩化水素 (HCl)、塩素酸 (HClO3)が体内で働くことになりますね。
興味深い点は、塩化水素 (HCl)、及び塩素 (Cl)の毒性の影響についてです。
wiki によると
塩化水素 (HCl)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E5%8C%96%E6%B0%B4%E7%B4%A0
日本では毒物及び劇物取締法により、原体および10%を超える製剤が劇物に指定されている。
ラットの吸入毒性ではLC50が3124 ppm/1h。
塩素 (Cl) の毒性について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E7%B4%A0
単体の毒性
塩素は強い毒性を持つ為、人類初の本格的な化学兵器としても使われた。第一次世界大戦中の1915年4月22日、イープル戦線でのことである。こ の時にドイツ軍の化学兵器部隊の司令官を務めていたのは後年(1918年)ノーベル化学賞を受賞するフリッツ・ハーバーである。
塩素を吸引するとまず呼吸器に損傷を与える。空気中である程度以上の濃度では、皮膚の粘膜を強く刺激する。目や呼吸器の粘膜を刺激して咳や嘔吐を 催し、重大な場合には呼吸不全で死に至る場合もある。液体塩素の場合には、塩素に直接触れた部分が炎症を起こす。
塩素を浴びてしまった場合、直ちにその場から離れ、着ていた衣服を脱ぎ、毛布に包まるなどして体を温めなければならない。直ちに医療機関での処置 を要する。呼吸が停止している場合には一刻も早く人工呼吸による蘇生を行わなければならない。呼吸が苦しい場合には酸素マスクの着用を要する。
特に塩素を含む漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)と酸性の物質(主にトイレ用の洗剤)を混合すると、有毒な単体の塩素ガスが遊離し危険な状態とな る。このため、漂白剤や酸性のトイレ用の洗剤には「混ぜるな危険」との大きく目立つ表示がある(しかしこれだけの表示では、具体的に何と混ぜると 危険なのかが示されていない)。このような表示がされる前(当時も小さな注意書き自体は存在した)には1986年には徳島県で、1989年には長 野県で、実際に塩素系漂白剤と酸性洗浄剤を混ぜたことにより、塩素ガスが発生し死亡した事故が起こっている。
と述べられています。
ところが、全世界でMMS2の服用で、致命的な被害は生じていません。
次亜塩素酸 (HClO)や塩化水素 (HCl) の酸化還元電位は、酸性条件と中性ー塩基性条件で異なるようです。
http://sci.la.coocan.jp/fchem/log/rika/6075.html
それで、体内で少量の塩素 (Cl)や、塩化水素 (HCl) の酸化還元電位が、1V以下の悪玉菌(酸性菌)専用になるなら、人体や善玉菌に無害ということになるかもしれませんね。
顆粒の次亜塩素酸カルシウムから少しずつ塩化水素がビニール袋をとおして揮発していて、その塩化水素、及び塩素により、次亜塩素酸カルシウムの入ったビニール袋の上に置いた金属が錆びます。
それから判断すると気体の塩素、塩化水素の酸化還元電位は高く酸化力が強力であることが分かります。
その塩素臭を嗅ぐとかなり強い刺激を受けます。
それによって肺炎菌などの殺菌がなされるかもしれませんが、体細胞も傷つけるかも知れませんので、もし塩素臭を吸引することを試みる場合は、注意深く少しずつ行う必要がありますね。
二酸化塩素の吸引についても同じように注意深く行うことが勧められています。
二酸化塩素の吸入療法
MMS1 1滴と、50%のクエン酸溶液 1滴をショットグラスで混合し、二酸化塩素ガスを発生させ、発生したガスを穏やかに吸い込みます。
滴数は2滴を超えてはいけない。
参考にしてください。